
ダイキンのエコキュートで「お湯が出ない」「いつもより温度が低い」「異音がする」などの症状が出始めると、毎日の生活に支障をきたしかねません。冬場は、お湯が使えないことで家族全員で困ってしまう事態になってしまいます。
『たまにエラーになるけど使える』といった方の場合でも、放置すると症状が悪化し、修理費用が高額になるケースや、最悪の場合、本体の買い替えが必要になることも少なくありません。
そこで本記事では、ダイキンエコキュートの故障時における具体的な対処法と、修理・交換の判断基準を詳しく解説します。「修理費用を抑えたい」「故障の原因がわからない」「保証期間内だけど業者に依頼すべきか迷っている」という方は、ぜひ最後までご一読ください。
ダイキンエコキュートの故障修理ならユニテックにお任せください
ユニテックは、累計3,000件以上の修理実績を持つエコキュート修理のプロです。ダイキン製品について、故障の症状や使用環境に応じた最適な修理プランをご提案できます。
弊社が選ばれる理由は、豊富な実績に裏打ちされた確かな技術力です。経験豊富な専門スタッフが、ダイキンをはじめとする各メーカーのエコキュートに精通しており、迅速かつ確実な修理を実現します。
また、修理前の現地調査では、故障の原因や修理方法について分かりやすく説明し、明確な見積もりを提示します。追加料金が必要な場合も事前にお知らせするため、安心して修理をご依頼いただくことが可能です。
お客様のエコキュートの状態を見極め、最適な修理プランをご提案いたします。修理か買い替えか迷った際のご相談も承っております。まずはお気軽にお問い合わせください。
ダイキンエコキュートの不具合で故障の兆候になるものは?

エコキュートでは以下のような症状が出始めたら、故障の兆候として注意が必要です。
ダイキンエコキュートの故障の兆候
- お湯が出ない
- お湯の温度が不安定
- お湯が変色する
- 異音がする
- 貯湯タンクや配管から水が漏れる
お湯が出ない
ダイキンのエコキュートからお湯が全く出ない、または出てもすぐに水になってしまう状態は、水熱交換機の不具合やサーモスタットの問題が考えられます。
特に冬場、外気温が低い時期にお湯が出にくくなったり、設定温度まで上がらなくなったりする場合は要注意です。リモコンの表示は正常でも、実際のお湯の出が悪い、出ない場合は、内部の機械的なトラブルのことも多いため、専門家による点検が必要です。
お湯の温度が不安定
ダイキンのエコキュートのシャワーや蛇口から出るお湯の温度が安定しない状態は、サーモスタットの調整不良や内部の温度制御機能の故障のサインです。
例としては、設定温度を42度にしているのに、実際は熱すぎたり、逆に生ぬるかったりする状態が該当します。特に入浴中に突然お湯の温度が変化する場合は危険を伴うため、早急な対応が必要です。
お湯が変色する
ダイキンのエコキュートから出るお湯だけに黄色や茶色の色がついている場合は、配管内の汚れに起因するケースが多いです。
長期間のメンテナンス不足により、配管内に錆びや汚れが蓄積した結果として起こります。特に朝一番の使用時や長時間使用していなかった後に色がついている場合は、配管の洗浄や交換が必要かもしれません。
異音がする
ダイキン製エコキュートから「カタカタ」「ゴー」といった通常とは異なる音が聞こえる場合は、ファンモーターや加圧ポンプなどの機械部品の故障が考えられます。
特に、深夜や早朝の静かな時間帯に気になる音がする場合は要注意です。運転中の異音は、内部の部品が劣化している証拠かもしれません。
貯湯タンクや配管から水が漏れる
最後に、水漏れは貯湯タンクや配管の老朽化による深刻な症状です。
接続部分からの水漏れや、タンク本体からの漏水は、放置すると大きな水損事故につながる可能性があります。結露との区別が重要で、床が常に濡れている、または水が継続的に滴り落ちている場合は、専門家による即座の点検が必要です。
では、このような症状が見られた場合、修理費用はどの程度かかるのでしょうか。次は具体的な修理費用の目安についてご説明します。
ダイキン製エコキュートの修理費用の目安・相場
ダイキン製エコキュートの修理費用の目安は、比較的軽度な故障で1万7,000円から、複数の部品交換が必要なケースでも8万1,000円程度です。以下のように、故障の内容や交換が必要な部品によって変動します。
ダイキン製エコキュートの修理費用の目安・相場
- リモコンの故障修理:約1万7,000円
- 給湯配管からの水漏れ修理:約3万円
- 貯湯タンクの部品交換を伴う修理:約8万1,000円
ただし、この費用には出張費や技術料、部品代が含まれているため、お住まいの地域や修理業者によって多少の変動があることをご了承ください。また、複数箇所の故障が見つかった場合は、上記の目安を超える可能性もあります。
冷媒に関わる修理は30万円程度と高額になる
エコキュートの心臓部とも言える冷媒回路に問題が生じた場合、修理費用は跳ね上がります。冷媒漏れや圧縮機の故障など、冷媒系統の修理が必要になると、30万円程度の高額な修理費用の発生も珍しくありません。。
冷媒回路の修理には特殊な技術や工具が必要なうえ、部品自体も高価なためです。また、冷媒の抜き取りや充填といった専門的な作業も要し、作業時間も長くなります。
このように修理費用が高額になるケースもあることから、エコキュートの使用年数や故障の状況によっては、修理ではなく買い替えを検討した方が経済的な場合もあります。
では次に、修理と買い替えどちらを選択すべきか、その判断基準について詳しく見ていきましょう。
ダイキンエコキュートの故障について修理か交換かを悩んだ際の判断基準

ダイキンエコキュートの故障に直面した際、修理か交換かの判断は『使用年数を基準にする』と比較的シンプルに決められます。具体的には以下の3つの基準での判断をおすすめします。
修理か交換かの判断基準
- 購入後すぐならダイキンの保証を使う
- 購入後10年程度なら修理する
- 購入後13年以上なら買い替えを検討する
購入後すぐならダイキンの保証を使う
ダイキンのエコキュートには、メーカー保証として10年間の無料修理保証サービスが用意されています。保証期間中に故障が発生した場合、修理費用を抑えられるだけでなく、メーカー純正部品での修理が可能なため、修理の品質も担保されます。
また、初期不良や製造上の欠陥による故障の可能性も考えられるため、購入後間もない時期の故障は必ずメーカー保証を活用すべきです。保証を使うことで、追加費用なく製品を本来の性能まで回復できます。
「購入から10年以内で、メーカー保証に加入していますか?」
- Yes → 修理を依頼しましょう!
- No → 次の判断基準へ
購入後10年程度なら修理する
設置から5年程度であれば、ダイキンエコキュートの主要部品はまだ十分に流通している時期です。この時期の故障は、適切な修理で十分に対応可能なケースがほとんどです。
また、5年程度の使用では本体の劣化も限定的で、修理後も長期間の使用が見込めます。修理費用も新品への買い替えと比較すると抑えられることから、経済的な選択です。
ただし、複数の部品が同時に故障している場合は、修理費用が高額になる可能性もあるため、見積もりを取ってからの判断をおすすめします。
「修理費用は新品購入費用の50%以下ですか?」
- Yes → 修理または見積もりを依頼しましょう!
- No → 次の判断基準へ
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購入後13年以上なら買い替えを検討する
ダイキンエコキュートの使用期間が10年を超えると、修理用部品の供給が終了していることも多くなります。
本体の耐用年数も約10年とされているため、一か所を修理しても別の部分で故障が発生するリスクも高いです。13年を過ぎてくると修理部品は、ほぼほぼ手に入りません。
このような状況では、修理費用を投じても長期的な使用は期待できず、結果的にコストが割高になってしまいやすい状態です。新しい機種は省エネ性能も向上しているため、電気代の削減効果も期待できます。
修理費用の見積もりが高額な場合は、思い切って最新モデルへの買い替えを検討しましょう。もし不安なら、修理の見積もりを取ってから判断してみるのも一案です。
では、本題に戻って具体的にどこに修理を依頼すれば良いのか、次は修理依頼先の選び方について詳しく見ていきましょう。
ダイキンのエコキュートが故障したとき修理はどこに頼めばいい?
ダイキンのエコキュートが故障した場合、修理依頼先は2つに分かれます。
- 保証期間内ならメーカーや販売店
- 保証期間外なら修理専門業者
保証期間内ならメーカーや販売店
ダイキンのエコキュートには、メーカー等からの購入の場合、本体1年、ヒートポンプユニット3年、貯湯タンクユニット5年の標準保証が付帯します。有償の延長保証サービスに加入すれば、保証期間を最長10年まで延長できます。
延長保証では、部品代・技術料・出張費が原則無料になるため、高額な修理費用も心配ありません。また、24時間365日インターネットや電話で修理依頼が可能で、専門スタッフによる迅速な対応が期待できます。
保証期間内の故障なら、まずはダイキンのカスタマーセンターへの連絡をおすすめします。
保証期間外なら修理専門業者
保証期間が終了している場合は、エコキュート修理の実績が豊富な専門業者への依頼がベストな選択です。信頼できる修理業者は、豊富な経験とノウハウを活かして適切な診断を行い、修理費用の最適化を図ってくれます。
また、修理か買い替えかの判断に迷った際も、専門的な見地からアドバイスをもらえます。実際の使用状況や故障の程度を考慮した上で、もっとも経済的な選択肢を提案してくれるでしょう。
ただし、故障の内容や程度によっては、保証期間内でもメーカー修理より専門業者に依頼した方が良い場合もあります。次では、そのようなケースについて詳しく見ていきましょう。
保証期間内でも故障内容によってはメーカーより修理業者が良いことも

ダイキンエコキュートの保証期間内であっても、修理業者に依頼した方が良いケースもあります。例えば、現在の使用状況に合わせてタンク容量を変更したい、より省エネ性能の高いモデルに変えたいといった場合です。
メーカー保証では同等品との交換が基本となりますが、修理業者であれば、ライフスタイルの変化に応じて異なるメーカーや機種を提案してくれます。
また、故障を機に温水循環機能や自動湯はり機能など、より便利な機能が欲しいと考えることもあるでしょう。そういった場合も、修理業者なら複数メーカーの製品を比較検討しながら、最適な選択肢を提案してくれます。
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ダイキンのエコキュートを修理する流れ
ダイキンのエコキュート修理は、以下の手順で進めます。
- エコキュート機種の確認
- 故障症状の確認と記録
- メーカーまたは修理業者への連絡
- 不具合内容とエラーコードの詳細説明
- 見積もり提出と訪問日の確定
- 修理担当者からの訪問時間の連絡
- 現場での点検作業
- 必要に応じて部品の手配
- 修理作業の実施
- 点検・修理料金のお支払い
- 動作確認と今後の使用上の注意説明
この中でもっとも注意したいのは、「故障症状の確認と記録」です。貯湯ユニットの不具合なのか、配管の問題なのか、制御系統の故障なのかによって、必要な修理内容や費用が変わってくるからです。
そのため、いつから症状が出始めたのか、どのような状況で発生するのか、エラーコードは表示されているかなど、できるだけ詳しく記録しておくことが重要です。
この情報が正確であればあるほど、修理業者は適切な工具や部品を準備でき、スムーズな修理につながります。また、見積もりの精度も上がり、予想外の追加費用の発生リスクも減らせます。
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まとめ
エコキュートの故障は、早期発見・早期対応が修理費用を抑えるポイントです。特にダイキン製品は、10年間の長期保証制度があるため、保証期間内なら無料または低額での修理が可能です。
修理を依頼するか迷ったら、以下の経過年数で判断しましょう。
経過年数で判断する場合の基準
- 5年以内:修理を優先的に検討します
- 5〜12年:修理費用と故障状況を考慮して判断しましょう
- 13年以上:買い替えをしてください!補助金が出ればなおさらです
ユニテックは、3,000件以上の修理実績を持つエコキュート専門業者として、お客様1人ひとりに最適な解決策をご提案いたします。関東圏(東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城)および静岡・山梨にお住まいの方は、まずはお気軽にご相談ください。