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電気温水器が水漏れしたらこの5つをチェック!応急処置や原因を解説

電気温水器

マンションやアパートで電気温水器からの水漏れを発見したとき、どうしたら良いのかお悩みではないでしょうか。

賃貸物件にお住まいの方は、修繕費用の負担や階下への水漏れ被害など、さまざまな心配が頭をよぎることでしょう。放置すれば階下への水漏れ被害、高額な水道代や電気代の請求、最悪の場合は貯湯タンクの破裂など、予想以上のトラブルに発展しかねません。

そこで本記事では、電気温水器の水漏れトラブルに遭遇したときの具体的な対処法から、賃貸物件での費用負担、保険まで詳しく解説します。電気温水器からの水漏れに不安を感じている方は、ぜひ最後までご一読ください。

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電気温水器が水漏れした際に自分でできる応急処置

電気温水器 水漏れ 応急処置

電気温水器からの水漏れを放置すると、階下への漏水被害や高額な水道代、最悪の場合は感電事故にもつながりかねません。水漏れを発見したら、以下の3つの応急処置を行いましょう。

水漏れ発見時の処置

  • 電源を切る
  • 給水バルブを閉める
  • 止水栓を閉める

電源を切る

電気温水器からの水漏れを発見したら、まず電源を切ります。水と電気が接触している可能性を捨てきれないため、感電事故を防ぐための安全確保が最優先です。

ブレーカーの場所がわかる場合は、電気温水器専用のブレーカーを落としましょう。ただし、ブレーカーの場所や電気温水器との接続がわからない場合は、無理に触れずに専門業者に任せてください。

マンションやアパートにお住まいの方は、管理会社や大家さんに連絡を入れて対応方法を確認します。水漏れ箇所の確認作業も、必ず電源を切ってから行いましょう。

給水バルブを閉める

次に、給水バルブを閉めることで、電気温水器への新たな水の供給を止めます。給水バルブは通常、電気温水器本体の近くにある青や水色のレバーハンドルです。

バルブを閉めることで、水漏れを一時的に抑えられます。ただし、タンク内にすでに溜まっている水からの漏れは続く場合があることから、完全に水漏れが止まるわけではありません。

給水バルブを閉めたあとも水が出続ける場合は、タンク本体や配管からの漏れを疑って、専門業者による点検を受けましょう。

止水栓を閉める

給水バルブの位置がわからない場合は、建物の止水栓を閉めることで応急的に水漏れを抑えます。止水栓は一般的に玄関付近や建物の外壁の近く、メーターボックス内にあります。

ただし、止水栓を閉めると建物全体の水が止まってしまうため、一時的な対応としてお考えください。止水栓を閉めて水漏れが落ち着いたら、すぐに専門業者や管理会社に連絡を入れ、本格的な修理の手配をしましょう。

賃貸物件の場合は、止水栓を勝手に止めるわけにもいかないことから、必ず管理会社や大家さんに状況を報告し、対応について相談してください。

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電気温水器の水漏れで修理不要なケースは?

電気温水器から水が漏れているように見えても、実は修理しなくてもよいケースもあります。確認が必要な項目は以下の2つです。

確認が必要な項目

  • 排水栓やホースからの水漏れ
  • 小型電気温水器の結露

排水栓やホースからの水漏れ

電気温水器はお湯を作る過程で、定期的に水を排出する仕組みになっています。特に逃し弁から出る水は、タンク内の圧力を調整するための正常な動作で、1日に2〜3回程度の数秒間水が出るのは故障ではありません。

また、排水ホースの先端から水が出ているように見える場合も、温水器内の余分な圧力を逃すための安全機能が働いているだけです。ただし、常時水が出続けている場合や、本体や配管の接合部からポタポタと水が落ちている場合は、本格的な水漏れを疑いましょう。

小型電気温水器の結露

小型の電気温水器に水滴が付いているように見える場合、それは結露のことが多いです。製品内の温度差によって自然に発生する現象で、製品設計上も想定されていることから、そのまま使用しても問題ありません。

結露は、梅雨時期や湿度の高い日によく発生します。タンクや減圧弁、通水パイプの表面温度と周囲の温度差が大きいときに起こりやすく、電装部品には影響が及ばないよう設計されています。

気になる場合は、配管まわりを市販の保温材で覆うことで結露を軽減できます。ただし、結露とは明らかに異なる大量の水滴や水漏れがある場合は、専門家による点検を受けましょう。

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電気温水器から水漏れしたときの5つのチェックポイント

電気温水器 水漏れ チェックポイント

電気温水器から水漏れを発見したら、まずは以下の5つの箇所を順番にチェックしていきましょう。

電気温水器から水漏れしたときのチェックポイント

  • 給水ホース本体との接合部分
  • 配管の接合部分全体
  • 貯湯タンク本体
  • 減圧弁の周辺
  • 逃し弁の周辺

1. 給水ホース本体との接合部分

給水ホースは、電気温水器に水を供給する部品です。

経年劣化によってホース本体にヒビが入ったり、亀裂が入ったりした結果、水漏れを起こすことがあります。特に接合部分は、ホースとのつなぎ目に負荷がかかりやすく劣化も進みやすい箇所です。

また、接合部分に水滴や湿りがないかもチェックしましょう。定期的に給水ホースの状態を確認し、変色や硬化が見られる場合は交換時期かもしれません。

2. 配管の接合部分全体

配管の接合部分は、ナットの緩みやパッキンの劣化によって水漏れを起こすこともあります。地震などの揺れや振動でナットが徐々に緩むほか、パッキンはゴム製で経年劣化によって硬化したり、ひび割れたりするなどで水漏れの原因となります。

配管の接合部分は複数箇所あることから、1か所ずつ丁寧にチェックしてください。周辺や接合部分に水滴や湿りがある場合は、その周辺の接合部分を重点的に確認しましょう。

3. 貯湯タンク本体

貯湯タンクは、長年の使用で内部から少しずつ劣化が進み、ピンホールと呼ばれる小さな穴が開くことも多いです。最初は気づきにくい程度の小さな穴でも、時間とともに大きくなっていきます。

15年以上使用している貯湯タンクの表面に錆びや腐食が見られる場合は、内部でもピンホールが発生していることも想定しましょう。タンクのみの交換ができない場合、本体ごと買い換えとなります。

4. 減圧弁の周辺

減圧弁は給水圧力を適正に保つための部品で、内部にはゴム製のパーツが使われています。ゴムパーツが経年劣化するとポタポタと水が滴るような水漏れの原因となります。

減圧弁の周辺に水滴や湿りがある場合は、内部のゴムパーツにおける劣化が多いです。よくある故障の代表例のため、手早く部品を交換して修理完了となることがほとんどです。

5. 逃し弁の周辺

逃し弁は、タンク内の圧力を調整するために水蒸気を外に逃す役割があります。そのため、お湯を沸かしているときに少量の水が出るのは正常な動作です。

しかし、お湯を沸かしていない時間帯なのに水が出続けている場合は、逃し弁の故障が考えられます。特に深夜電力で沸かす設定の場合、日中に水が出続けているようであれば、逃し弁での水漏れを疑いましょう。

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水漏れを起こした電気温水器は修理・交換どちらをすべき?

電気温水器の水漏れを発見したとき、修理と交換のどちらを選ぶべきか、まずは使用年数と保証期間で判断しましょう。

購入後10年以内であれば、多くのメーカーや施工業者が修理保証を提供しているため、保証を活用した修理がおすすめです。保証期間内の修理であれば、部品代や工賃が無料になるケースも多く、費用を抑えられます。

一方で、設置から15年以上経過している場合は、修理よりも交換の時期です。特に配管まわりの劣化や貯湯タンクに問題がある場合、一時的な修理では根本的な解決にならないことがあります。

また、古い電気温水器は省エネ性能も低く、電気代が高くなりやすいです。この機会にエコキュートなど、より効率の良い給湯システムへの更新を検討するのも選択といえます。

15年使っているなら交換がおすすめ

電気温水器の標準的な耐用年数である約13年以上使用している場合、水漏れ以外にもさまざまな不具合の発生リスクが高まります。メーカーは通常、製造終了後から12〜13年前後でパーツの供給を終了するため、古い機種では部品が入手できず、修理自体が不可能になります。

また、15年以上経過した電気温水器は、貯湯タンクの内部に水アカやサビも蓄積していることが多く、修理では解決できない問題です。修理費用を投じるよりも、新しい機器への交換を選ぶ方が長期的にはコスト面でメリットがあるでしょう。

関連記事:電気温水器の買い替え費用はいくら?値段やメリットデメリットを比較検証

【賃貸】マンションやアパートで電気温水器の水漏れが発生したら

電気温水器 水漏れ マンション

賃貸住まいで電気温水器からの水漏れを発見したら、やるべきことは最大で5つです。

賃貸の電気温水器が水漏れしていたらすべきこと

  • 原因の特定
  • 管理会社や大家への連絡
  • 応急処置
  • 必要であれば、電気温水器の修理を業者に依頼
  • 修理を依頼した場合、火災保険の保障内容も確認

電気温水器の水漏れを発見したら、どこで起きているかを確認し、可能であれば写真を撮影しておきましょう。次に管理会社や大家へ連絡します。

その間、応急処置として給水バルブを閉めて水を止め、電源も切ります。管理会社の指示で修理業者を呼ぶ場合は、火災保険の適用可否も確認します。また、階下への漏水被害がある場合も、保険での対応を検討しましょう。

修理費用はだれが負担するのか確かめる

賃貸物件の電気温水器の修理費用負担は、契約書の記載内容によって変わってきます。一般的に建物に付随する設備として扱われる場合は、大家や管理会社が修理費用を負担します。

ただし契約書に「専有部分の設備は入居者負担」という記載がある場合や、使用方法の誤りによる故障の場合は、入居者負担となります。不安な場合は契約書を確認し、管理会社に相談しましょう。

火災保険の保障内容も要確認

電気温水器の水漏れは、火災保険の「水濡れ」として保障される可能性があります。特に階下への漏水被害が発生した場合、個人賠償責任保険や借家人賠償責任保険での対応が必要になることも少なくありません。

ただし経年劣化による水漏れは補償対象外となるケースが多いため、保険会社に内容を確認してください。また賃貸の場合、管理会社を通じての保険申請が一般的であることから、勝手に保険会社へ連絡しないようにしましょう。

電気温水器の水漏れで高額な水道代が請求されたらどうすればいい?

電気温水器からの水漏れで想定外の水道代を請求された場合、水道局の減免制度を利用できる可能性があります。ただし、減免されるのは漏水分の一部であり、基本料金や通常使用分は対象外です。

減免制度の適用には、一般的に以下のような条件があります。

減免制度の適用条件

  • 使用者に過失がないこと(日常的な点検や適切な使用をしていた)
  • 床下など目視できない場所からの水漏れであること
  • 災害や事故など予期せぬ事態による水漏れであること

ただし注意点として、以下の場合は減免を認められないことが多いです。

減免を認められないケース

  • 水漏れに気づいていたのに放置していた
  • 通常の使用量と差がない
  • 説明書を無視した使い方をしていた

減免申請の手続きは各自治体の水道局で受け付けており、条件等も異なることから事前に確認しましょう。

まとめ

電気温水器からの水漏れの原因は、給水ホースや配管の接合部分の劣化、貯湯タンクの腐食などさまざまです。ただし、逃し弁からの定期的な排水や小型温水器の結露は、正常な動作として考えられます。

水漏れは決して他人事ではありません。日ごろから電気温水器の状態を確認し、異常を感じたら点検を受けるなどで、トラブルは未然に防げます。

この機会に、自宅の電気温水器の設置年数や保証期間、保険の補償内容を確認しておきましょう。

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