
「エコキュートの周りが濡れているけど、水漏れかな?」と気になってお調べではないでしょうか。なかには、配管のなかで起きている目に見えない水漏れが起きていることもあります。
水漏れは放置すると家屋への水濡れ被害や高額な水道代の請求、最悪の場合は本体の故障にまで発展する故障です。症状のタイプや原因など、考えられるケースはさまざまですが、早期に気づいて部品交換だけで済めば修理費用を抑えられるでしょう。
そこで本記事では、エコキュートの水漏れの症状や原因、応急処置の方法から、修理までの具体的な流れを詳しく解説します。様子がおかしいと感じている方や、水漏れの予防法を知りたい方は、ぜひ最後までご一読ください。
関連記事:エコキュートの水漏れにかかる修理代はいくら?故障原因の確認方法を解説
エコキュートの水漏れ修理代は数万円〜20万円以上?

エコキュートの水漏れが発生した場合、配管の接続部分における緩みや劣化したパッキンの交換など、比較的軽度な修理で済むケースでは3万5,000円〜5万5,000円程度で対応できます。
しかし、以下のような状況では本体の交換が必要となり、基本的な工事費用で約10〜20万円、機種によっては約20万円以上になることもあります。
本体の交換が必要な状態
- 貯湯タンクにひびが入っている
- ヒートポンプユニットの故障が深刻
- 製造から13年以上経過し、部品の供給が終了している
早期発見・早期対応が費用を抑える重要なポイントとなるため、水漏れを見つけたら速やかに専門業者への相談をおすすめします。
エコキュートの水漏れ、今すぐの対応で費用を抑えませんか?ユニテックは、お客様の状況に合わせた最適な修理プランをご提案いたします。出張費・見積り無料で、水漏れの状況を確認いたしますので、ぜひご相談ください。
【応急処置】エコキュートの水漏れを止める2つの対処法
エコキュートの水漏れを止める対処法は、以下の2つです。
エコキュートの水漏れを止める対処法
- 止水栓を閉める
- エコキュートの電源を切る
止水栓を閉める
エコキュートの水漏れが疑われる場合、最初に行うべき対処が止水栓を閉めることです。止水栓はエコキュート本体付近にある蛇口状の栓で、これを時計回りに回すことで給水を止めることができます。
止水栓を閉めることで、エコキュートへの水の供給が止まり、これ以上の水漏れを防ぐことができます。ただし、あくまでも応急処置であり、水漏れの根本的な原因を解決するものではないため、専門業者による点検・修理は受けておきましょう。
エコキュートの電源を切る
水漏れを確認したら、リモコンでエコキュートの電源を切ることも応急処置の1つです。リモコンでの操作が難しい場合は、エコキュート専用のブレーカーを落とすことで確実に電源を切ることができます。
電源を切る理由は、水漏れした水が電気系統に影響を与えることを防ぐためです。また、エコキュートが稼働し続けることで無駄な電気代がかかることも防げます。
エコキュートの水漏れでよくある4つの症状

エコキュートからの水漏れの疑いがある場合は、以下の4つの症状がないかチェックしてみましょう。
エコキュートの水漏れでよくある症状
- 本体や室外機周辺が濡れている
- 湯切れを知らせるエラーが頻繁に出る
- お湯が出なくなる
- 水道代と電気代が高くなる
本体や室外機周辺が濡れている
まず、エコキュートの本体や室外機周辺が濡れている場合です。ヒートポンプユニットや貯湯タンク、配管周りなどが常に湿っているようであれば要注意です。
ただし、朝方だけ濡れているような場合は、運転時の結露が原因のこともあります。結露との見極めが難しい場合は、1日を通して濡れているかどうかを確認してみましょう。
そのほか、配管の接続部分からポタポタと水が落ちているようであれば、明らかな水漏れのサインです。本体周りが濡れているときは、早めに専門業者への依頼をおすすめします。
湯切れを知らせるエラーが頻繁に出る
エコキュートは夜間に沸かしたお湯を貯めておき、昼間に使用する仕組みです。しかし、水漏れが起きていると、せっかく沸かしたお湯が漏れ出てしまい、タンク内のお湯が不足してしまいます。
その結果、通常の使用量でも頻繁に湯切れを起こし、リモコンにエラーが表示されます。特に、使用パターンや設定を変更していないのに突然エラーが増えた場合は、水漏れのことが多いと考えられるでしょう。
お湯が出なくなる
エコキュートから十分なお湯が出なくなる原因の1つとしても、水漏れが当てはまります。タンクに貯められた水が途中で漏れ出てしまうため、お湯を使う量に対して作る量が追いつかなくなってしまうからです。
配管の途中で水が漏れていると、水圧が低下してお湯の出が悪くなることもあります。蛇口をひねってもお湯がほとんど出ない、すぐに水になってしまうといった症状がある場合は、水漏れを疑ってみましょう。
水道代と電気代が高くなる
エコキュートが水漏れを起こしていると、漏れた分の水を補うために余計な水道代がかかります。また、漏れ出た分のお湯を新たに沸かすために、通常以上の電力を消費します。
そのため、使用状況に変化がないのに、突然水道代や電気代が高くなった場合は、エコキュートからの水漏れを起こしていることが多いです。請求書で気づくため発見が遅れやすいですが、重要なチェックポイントの1つです。
エコキュートの水漏れは、早期発見が修理費用を抑えるコツです。ユニテックでは、経験豊富な専門スタッフが状況を診断し、最適な修理プランをご提案いたします。ぜひ、お声がけください。
エコキュートの水漏れを引き起こす5つの原因
エコキュートの水漏れを引き起こす原因は、主に以下の5つが挙げられます。
エコキュートの水漏れを引き起こす原因
- 貯湯タンクや配管の劣化・寿命
- メンテナンス不足による配管の詰まり
- 凍結による配管の損傷
- 自分で移動させてしまった
- 長期間使わずに再起動した
貯湯タンクや配管の劣化・寿命
エコキュートの耐用年数は一般的に13〜15年程度と耐久性が高いですが、長年の使用により徐々に劣化は進みます。配管部分は、内部を流れる熱湯による負荷や外気による腐食の影響を受けやすく、年数とともに傷みが出てくるでしょう。
このような劣化は、エコキュートの寿命を迎えつつある証拠でもあります。水漏れが頻繁に発生したり、修理を繰り返したりする状況になってきた場合は、本体の交換を検討する時期かもしれません。
部分的な修理で対応できる場合もありますが、経年劣化が進んでいる場合は、新しい機器への買い替えも視野に入れましょう。
メンテナンス不足による配管の詰まり
エコキュートは石鹸カスや皮脂が配管内に付着するといった具合に、内部にさまざまな不純物が蓄積します。フィルターはこの不純物を取り除く役割を果たしていますが、定期的な清掃を怠ると、次第に目詰まりを起こしてしまいます。
このフィルターの目詰まりは、水圧の異常を引き起こして配管の接続部分といった箇所から水漏れを誘発する原因です。このような事態を防ぐためには、定期的なフィルターの清掃や配管内の洗浄といったメンテナンスが欠かせません。
凍結による配管の損傷
寒冷地や冬季の気温が氷点下まで下がる地域では、エコキュートの配管に発生した凍結も水漏れの原因です。
配管内の水は凍ると体積が膨張し、配管を内側から押し広げる力が働きます。この力によって配管にヒビが入ったり、接続部分が緩んだりして水漏れを引き起こすのです。
寒冷地仕様のエコキュートには凍結防止ヒーターが標準装備されていますが、それでも極端な寒さには要注意です。凍結による損傷を防ぐためには、冬季の凍結防止運転を確実に行いましょう。
自分で移動させてしまった
エコキュートをリフォームや模様替えの際に、自分で動かしてしまうケースも原因となります。安易な移動作業では、配管を傷つけたり、接続部分にズレが生じたりすることが多く、水漏れにつながるリスクを捨てきれないからです。
配管の接続部分は精密な調整を要するケースも多く、わずかなズレでも水漏れの原因となります。エコキュートの移設が必要な場合は、必ず専門業者に依頼するようにしましょう。
長期間使わずに再起動した
長期の旅行や留守などで、エコキュートを使用しない期間が続いた後に再起動すると、水漏れのような現象が発生します。ヒートポンプを稼働させるために必要な減圧作業によるもので、実は正常な動作の一部です。
通常、この水漏れは水抜き栓から発生し、しばらくすると自然に止まります。故障ではないため、修理の必要はありませんが、長期間使用しない場合は事前に水抜き作業を行っておくと良いでしょう。
エコキュートの水漏れを修理するまでの流れ

エコキュートの水漏れを発見してから修理までの基本的な流れは、以下の3ステップです。
エコキュートの水漏れを修理するまでの流れ
- 自分でできる応急処置を施す
- 水漏れしている部位を特定する
- 修理業者に問い合わせる
自分でできる応急処置を施す
エコキュートの水漏れを発見したら、まず応急処置として止水栓を閉めて水を止めることが重要です。水漏れを放置すると、水が流れ続けることで水道代も際限なく上がってしまうからです。
可能であれば、本体の電源も切っておきましょう。エコキュートは水漏れによって失われた分のお湯を自動的に補充しようとしてお湯を沸かし続け、電気代も際限なく上がってしまいます。
水漏れしている部位を特定する
次に、エコキュートを見て水漏れしている部位を特定しましょう。以下のような修理の必要がないケースでは、様子を見るだけでも良いからです。
修理の必要がないケース
- お湯を沸かす際に発生する膨張水
- ヒートポンプの動作で生じる結露による濡れ
一方、配管の接続部からの水漏れや、本体からの水漏れは早急な修理が必要です。こうした水漏れしている箇所を写真に撮っておくと、修理業者への説明がスムーズになります。
また、部位によって修理費用も変わってくるため、見積もりの目安をつける上でも役立ちます。
修理業者に問い合わせる
応急処置を行い、水漏れ箇所を特定できたら、修理業者への連絡を行います。このとき、業者によって修理費用に差が出るため、複数の業者から見積もりを取りましょう。
見積もりの依頼時には、以下の情報を伝えると正確な見積もりを取りやすくなります。
見積もり時に必要な情報
- エコキュートのメーカーと型番
- 設置してからの経過年数
- 水漏れしている箇所の写真や動画
- 表示されているエラーコード
また、24時間対応可能な業者を選ぶと夜間や休日の水漏れにも迅速に対応してもらえますし、現地調査があればより詳細な見積もりを得られます。ただし、緊急対応の場合は通常より高額になる可能性があることも覚えておきましょう。
まとめ
エコキュートの水漏れは、放置すると深刻な故障や高額な修理費用につながる故障の代表例です。
本体周辺の濡れや湯切れエラーの頻発、お湯が出なくなる、水道・電気代の高騰など、さまざまな形で現れます。修理費用は、軽度な場合で3万5,000円〜5万5,000円程度ですが、本体交換が必要になると20万円以上かかることもあります。
エコキュートの水漏れ、今すぐの対応で費用を抑えませんか?
ユニテックは、お客様の状況に合わせた最適な修理プランをご提案いたします。日ごろから本体周辺の点検を心がけ、少しでも異常を感じたら、すぐご連絡ください。
エコキュートの水漏れでよくある質問(FAQ)
エコキュートの下から水が漏れている原因は何ですか?
経年劣化による貯湯タンクや配管の劣化、メンテナンス不足によるフィルターの目詰まり、寒冷地での凍結による配管損傷が主な原因です。早期発見・早期対応が重要で、放置すると症状が悪化する可能性があります。
エコキュートの漏水修理費用はいくらですか?
修理費用は故障の程度によって大きく異なり、配管の接続部分の緩みや劣化したパッキンの交換など、比較的軽度な修理であれば3万5,000円から5万5,000円程度で対応可能です。
しかし、貯湯タンクにひびが入っている場合や、ヒートポンプユニットの故障が深刻な場合は本体交換が必要となり、基本工事費用で約10~20万円、機種によっては20万円以上かかることもあります。
エコキュートの水漏れを放置するとどうなる?
水漏れを放置すると、家屋への水濡れ被害や高額な水道代の請求につながります。漏れた分の水を補うために余計な水道代がかかり、また漏れ出た分のお湯を新たに沸かすために通常以上の電力を消費するため、電気代も上昇します。
エコキュートの水漏れの応急処置は?
水漏れを発見したら、まず止水栓を閉めることが重要です。止水栓はエコキュート本体付近にある蛇口状の栓で、時計回りに回すことで給水を止めることができます。
次に、リモコンでエコキュートの電源を切るか、専用のブレーカーを落として電源を切ります。これにより、水漏れした水が電気系統に影響を与えることを防ぎ、無駄な電気代もかかりません。
エコキュートから急に水が出るのは故障ですか?
長期間使用せずに再起動した場合、ヒートポンプを稼働させるために必要な減圧作業により、水抜き栓から一時的に水が出ることがあります。これは正常な動作の一部で、しばらくすると自然に止まるため、修理の必要はありません。
エコキュートの水漏れはどこに連絡すればいいですか?
修理業者に連絡する際は、エコキュートのメーカーと型番、設置からの経過年数、水漏れしている箇所の写真や動画、表示されているエラーコードなどの情報を準備しましょう。
この際、24時間対応可能な業者を選ぶと便利です。また、複数の業者から見積もりを取ることで、適正な修理費用を見極めてください。
エコキュートのヒートポンプの下が濡れているのは故障ですか?
朝方だけ濡れているような場合は、運転時の結露が原因の可能性が高く、必ずしも故障ではありません。
ただし、1日を通して濡れている場合や、室外機真下からポタポタと水が落ちているような場合は、高額な水漏れのサインかもしれません。熱交換器からの水漏れの修理は、15~20万円かかる場合が、ほとんどです。
見極めが難しい場合は、濡れている時間帯を確認し、必要に応じて専門業者に点検を依頼することをおすすめします。
エコキュートの水漏れは電源を止めるべきですか?
水漏れを確認したら、安全のために電源を止めることをおすすめします。水漏れした水が電気系統に影響を与える可能性があり、湯気等で基盤が故障します。エラー出ていたら、配管等と基盤市交換が必要になります。また、稼働し続けることで無駄な電気代がかかります。
リモコンでの電源オフが難しい場合は、エコキュート専用のブレーカーを落とすことで確実に電源を切ることができます。
エコキュートの配管水漏れを止める方法は?
配管の水漏れを止める応急処置としては、まず止水栓を閉めて給水を止めます。止水栓はエコキュート本体付近にある蛇口状の栓で、時計回りに回します。
ただし、これはあくまでも一時的な対処法です。根本的な解決には、専門業者による点検・修理が必要です。水漏れの原因や程度によって適切な修理方法が異なるため、早めの業者相談をおすすめします。