
サンヨー(三洋電機)製のエコキュートは、メーカー自体がPanasonicの完全子会社となっています。また、2024年9月末で家庭用商品のサポートが終了しており、修理や部品交換はどうなるのかが気になることかと思います。
本記事では、サンヨー製エコキュートの修理に関する現状と対処方法について詳しく解説します。メーカーサポートが終了している現状を踏まえ、修理と買い替えのどちらが賢明な選択なのかについてもお伝えするため、ぜひ参考にしてください。
サンヨー(三洋電機)はメーカーサポートを終了している

サンヨー(三洋電機)は2011年にPanasonicによって完全子会社化され、その後、段階的にサポート体制が縮小されてきました。そして2023年9月末をもって、ついに家庭用商品の以下のサポート業務が完全終了となっています。
終了となるサポート業務
- 点検・修理
- 電話やメールによる相談業務
- 部品・消耗品の供給
つまり、サンヨー製のエコキュートを使用している方にとって、メーカーを頼りにした修理や部品交換は、もはや不可能な状況です。
長年使用してきた製品に愛着があり、できれば使い続けたいと考える方も多いかもしれません。しかし、製品に不具合が生じた際の対応には、どうしても制限がかかってしまうのです。
修理依頼は専門業者へ
サンヨー製エコキュートの修理を検討する場合、選択肢として考えられるのが修理専門業者への依頼です。
ただし、メーカーからは部品供給も終了しているため、部品を入手できず修理できないケースも多々あります。また、仮に修理できたとしても、再度故障した際には同じ問題に直面してしまうでしょう。
そのため、修理専門業者に相談する際は、単なる修理の可否だけでなく、新しいエコキュートへの買い替えについても相談をおすすめします。特に施工実績が豊富な専門業者であれば、お客様の使用状況や予算に合わせて、最適な製品を提案してくれます。
私たちユニテックは、3000件以上の施工実績があり、お客様の状況に合わせた最適なご提案が可能です。「修理か買い替えか」を含めて、経験豊富なスタッフが丁寧にご相談に応じさせていただきますので、無料お見積りをぜひご利用ください。
サンヨー製エコキュートを使っているなら積極的に買い替えを検討
サンヨー製エコキュートをお使いの方は、買い替えを真剣に検討するタイミングだと考えましょう。
一般的なエコキュートの寿命は13~15年と言われていますが、サンヨーは2011年4月1日でブランドがなくなりました。つまり、現在お使いのサンヨー製エコキュートは、すでに13年以上が経過していることになります。
すでにお伝えしたとおり、2023年9月末をもって故障した際に純正部品での修理も難しい状況です。修理業者に依頼すれば、互換部品を使って修理できる可能性はありますが、それはあくまでも一時的な対症療法です。
長期的な安全性や性能を考えると、新しいエコキュートへの買い替えをぜひ検討してください。
エコキュートが寿命を迎えたサインは?
エコキュートが寿命を迎える際には、以下のような症状が現れやすいです。
エコキュートが寿命を迎えたサイン
- お湯が出ない、または出が悪い
- 設定した温度のお湯が出ない
- タンクや配管からの水漏れ
- 運転音が以前より大きくなった
- 電気代が急に高くなった
また、エラーコードが頻繁に表示されるようになったり、リセットを繰り返さないと使えなかったりする状態も、寿命のサインです。このような症状が出はじめたら、新しい機種への買い替えを計画的に進めることをおすすめします。
関連記事:15年?エコキュートの買い替えタイミングの目安と寿命を伸ばす使い方
サンヨーエコキュートのエラーコード一覧

サンヨー製エコキュートのエラーコードは、以下のとおりです。
エラーコード | 原因 | 対処方法 |
---|---|---|
H05 | 給湯不足による沸き上げ異常 | 給水配管の確認、フィルターの清掃 |
F25 | 給湯循環ポンプの異常 | 電源の再投入、専門業者への修理依頼 |
F31 | 水位センサーの故障 | 専門業者への修理依頼が必要 |
F33 | 貯湯ユニットの水漏れ | 給水を止めて専門業者に連絡 |
H01 | 沸き上げ温度異常 | 設定温度の確認、フィルター清掃 |
F03 | 給水異常 | 給水元栓の確認、フィルターの清掃 |
一時的な対処で解決しても同じ症状が繰り返し発生する場合では、部品の劣化や故障が考えられます。その場合は専門業者による点検・修理が必要です。
関連記事:エコキュートのエラーコードとは?メーカー各社の一覧とエラー解除ガイド
お湯が出ない?サンヨーエコキュートでよくある4つのエラーコード
サンヨー製エコキュートで頻出するエラーコードは、以下の4つです。
サンヨー製エコキュートで頻出するエラーコード
- H05
- F25
- F31
- F33
H05
サンヨー製エコキュートのH05は、ヒートポンプユニットの圧縮機に異常が発生していることを示すエラーコードです。圧縮機は、冷媒を圧縮して高温にし、その熱でお湯を沸かす役割を担っています。
H05エラーが表示された場合、以下の原因による故障が考えられます。
H05エラーが表示される故障の症状
- 圧縮機の寿命
- 冷媒漏れ
- 電気系統の不具合
一度電源を切って、5分後に再起動するだけで、一時的に復旧する場合もありますが、根本的な解決にはなりません。頻発する場合は、ヒートポンプユニット全体の交換が必要になることが多く、修理費用も高額になりやすいです。
F25
サンヨー製エコキュートのF25は、給湯温度センサーの異常を示すエラーコードです。給湯温度センサーは、給湯時の温度を正確に計測・制御するための部品です。
F25エラーが発生すると、適切な温度のお湯が出なくなったり、まったくお湯が出なくなったりする可能性があります。
主な原因としては、
F25が表示される原因
- センサー自体の故障
- センサーの接続不良
- 配線の断線や損傷
が挙げられます。センサー交換で対応できる場合が多いですが、配線まで損傷している場合は高い修理費用になるでしょう。
F31
サンヨー製エコキュートのF31は、沸き上げ温度センサーの異常を示すエラーコードです。沸き上げ温度センサーは、タンク内のお湯を適切な温度まで沸き上げるための部品です。
故障すると正常な沸き上げができなくなり、以下のような症状が出て、十分な量の温水を確保できなくなります。
F31が出た際の症状
- お湯の温度が安定しない
- 沸き上げに通常以上に時間がかかる
- 設定温度まで沸き上がらない
センサーの交換で解決できることが多いですが、長期使用による複合的な故障の場合は、より大がかりな修理になることもあります。
F33
サンヨー製エコキュートのF33は、タンク温度センサーの異常を示すエラーコードです。貯湯タンク内の温度を正確に把握できなくなるため、正常に給湯できなくなります。
エラーの主な原因としては、以下が挙げられるでしょう。
F33が表示される原因
- センサー本体の劣化・故障
- センサーの接触不良
- 配線の断線
- 制御基板の不具合
タンク温度センサーの交換だけで解決できる場合もありますが、制御基板まで影響が及んでいる場合は、修理費用が高額になりやすい故障です。
サンヨー製エコキュートの修理費用の目安

サンヨー製エコキュートの修理費用の目安は、以下のとおりです。
故障箇所・症状 | 修理費用の目安 |
---|---|
部品交換(一部分)のみの軽微な故障 | 2万円~3万円 |
リモコンの故障 | 2万円~3万円 |
配管(漏水・詰まり) | 1万5,000円~7万5,000円 |
異音がする | 2万円~3万5,000円 |
電気系統の故障 | 2万円~20万円 |
ヒートポンプの故障 | 3万円~20万円 |
貯湯タンクの故障 | 10万円~30万円 |
ただし、あくまでも一般的な修理費用の目安です。サンヨー製エコキュートはメーカーサポートが終了しているため、修理部品の調達が難しく、上記の費用よりも高額になる可能性はあります。
複数の業者から見積もりを取ることをおすすめしますが、部品の在庫状況や調達できるかを必ず確認してください。修理費用が高額になる場合は、新しいエコキュートへの買い替えを検討した方が、長期的にはコスト面で有利になることもあります。
サンヨーエコキュートの修理依頼はどこにすべき?
サンヨーはPanasonicに吸収されているため、エコキュートの修理依頼の窓口は「Panasonicの修理問い合わせ窓口」になります。ただ、2024年9月末をもって、サンヨー製品の家庭用商品のサポート業務を完全に終了しました。
そのため、エコキュートの修理・交換を専門で担うプロの業者に依頼するという選択肢のみが残ります。メーカーを問わずさまざまな機種の修理経験を持っており、サンヨー製品であっても対応可能です。
修理専門業者のメリットは、以下の点が挙げられます。
修理専門業者のメリット
- メーカーの垣根を越えた豊富な修理経験
- 独自ルートによる部品の確保(在庫含む)
- 24時間365日といった迅速な対応が可能
- 交換の相談や現地での見積もりも受けられる
豊富な経験と柔軟な対応力を持つ専門業者のなかでも、ユニテックは累計3000件以上の施工実績を誇ります。経験豊富なスタッフが、お客様のご予算やご要望に合わせて、修理・交換のベストな選択肢をご提案いたしますので、ぜひお声がけください。
まとめ
サンヨー製エコキュートは、2023年9月末でメーカーサポートが完全終了しました。純正部品の供給や公式の修理サービスは受けられなくなっています。
修理費用が高額になる場合(目安:10万円以上)や、部品の入手が困難な場合は、新しい機器への買い替えを検討すべきです。特に製造から13年以上が経過しているサンヨー製品は、買い替えを前向きに検討する時期に来ているといえるでしょう。
累計3000件以上の施工実績を持つユニテックでは、お客様の状況に応じた最適な解決策をご提案いたします。現地調査・お見積りは無料です。ぜひお気軽にお声がけください。