エコキュートは、省エネ性や環境への配慮から注目を集めていますが、正しく使わないとエラーコードが表示されることがあります。エラーコードが表示された場合、どのような意味を持ち、どのように解除するのかは重要な情報です。
この記事では、エラーコードごとにその意味や解除方法を詳しく解説し、トラブル解決の手助けをします。この記事を通じて、安心してエコキュートを使い続けるための知識を得ていただければ幸いです。
エコキュートの主要メーカーの一覧
エコキュートの市場では、下記の6社が主なメーカーとして活躍しています。それぞれのメーカーには、独自の特徴や技術があります。
エコキュートの主要メーカー
- 三菱
- Panasonic
- ダイキン
- 日立
- 東芝
- 長府製作所
- サンデン
それぞれのメーカーの特徴や製品ラインナップについて、詳しく見ていきましょう。
三菱
三菱は、エコキュートの開発において先駆的な役割を果たしてきました。2001年に国内初のエコキュートを発売し、以来、高効率なコンプレッサーや独自の制御技術を搭載した製品を展開しています。
三菱のエコキュートは、省エネ性能や安全性、操作性などに優れており、多くのユーザーから高い評価を得ています。
参考:https://www.mitsubishielectric.co.jp/home/ecocute/special/20th-anniversary/index.html
Panasonic
Panasonicは、エコキュートの分野で高いシェアを誇るメーカーです。Panasonicのエコキュートは、高い給湯効率や低騒音性、快適な温水供給などに特化した製品を提供しています。
また、スマートハウスや太陽光発電との連携も可能で、環境にやさしい暮らしを実現する手助けをしてくれる企業です。
参考:https://sumai.panasonic.jp/chikuden/sochiku/
ダイキン
ダイキンは、空気調和機器の世界的なリーダーとして知られるメーカーです。ダイキンのエコキュートは、空気調和技術と給湯技術を融合させた製品で、高い省エネ性能と快適な暖房機能を備えています。
また、ダイキン独自の冷媒R32を採用しており、地球温暖化への影響も低減しています。
参考:https://www.ac.daikin.co.jp/r32
日立
日立は、エコキュートの分野で長年の実績と信頼を築いてきたメーカーです。日立のエコキュートは、高圧力で強力な給湯力や高温度で豊富な湯量を実現する製品です。
また、日立独自のAI制御技術やIoT対応機能も搭載しており、省エネ性能や使い勝手も向上しています。
参考:https://kadenfan.hitachi.co.jp/kyutou/
東芝
東芝は、エコキュートの分野で革新的な技術開発に取り組んできたメーカーです。東芝のエコキュートは、世界初となる二段圧縮方式や高効率なヒートポンプ技術を採用した製品です。
これにより、低温域でも高い給湯効率や安定した温水供給が可能になっています。
参考:https://www.toshiba-carrier.co.jp/support/catalog/book/bm_heat_source_system/index.html#page=1
長府製作所
長府製作所は、エコキュートの分野で高品質な製品を提供してきたメーカーです。長府製作所のエコキュートは、耐久性や安全性に優れた素材や部品を使用した製品です。
また、高い給湯効率や低騒音性、簡単な操作性なども特徴のひとつでしょう。
参考:https://www.chofu.co.jp/products/supply/ecocute.php
サンデン
サンデンは、エコキュートの分野で独自の技術力を発揮してきたメーカーです。サンデンのエコキュートは、CO2冷媒を使用した製品で、高い給湯効率や低環境負荷を実現しています。
また、コンパクトなサイズや軽量な設計も魅力です。
参考:150901_sanden_ecocute.pdf
このように、それぞれのメーカーには、さまざまなニーズに応える製品があるため、自分の家庭や暮らしにあったエコキュートを選べるでしょう。しかし、メーカーごとにエラーコードも異なることも事実です。
次項では、メーカーごとのエラーコードを詳しく解説します。
メーカーごとのエコキュートエラーコードの一覧
メーカーごとのエコキュートエラーコード一覧は、下記のとおりです。表に示すとおり、メーカーによってエラーコードの意味や原因は異なります。
メーカー | エラーコード | 説明 |
---|---|---|
三菱 | c03・c20・c21・c26 | わき上げが正常にできない |
三菱 | p00・p01 | 湯はりが正常にできない |
三菱 | p60 | わき上げが正常にできない |
三菱 | h10 | ヒートポンプユニットと貯湯ユニット間の通信異常 |
パナソニック | F12 | 冷媒圧力異常 |
パナソニック | F15 | ファンモーター異常 |
パナソニック | F24 | ヒートポンプユニット異常 |
パナソニック | H54 | 三方弁異常 |
パナソニック | H76 | リモコン通信異常 |
パナソニック | H78 | ふろポンプ異常 |
ダイキン | h3・h54 | ヒートポンプユニット異常 |
ダイキン | fa | ヒートポンプユニット異常 |
ダイキン | u4 | ファンモーター異常 |
ダイキン | u7 | 通信異常 |
日立 | 233 | ふろ循環異常 |
日立 | 31 | 冷媒圧力異常 |
日立 | 631 | 混合サーミスタ異常 |
東芝 | E:HL | 湯量不足 |
東芝 | e18 | ヒートポンプユニットと貯湯ユニット間の通信異常 |
東芝 | h2 | 水位センサー異常 |
東芝 | U:20 | 風呂循環異常 |
長府 | e65 | 給湯混合弁異常 |
長府 | j3 | ヒートポンプユニット異常 |
長府 | h3・h30 | ヒートポンプユニット異常 |
長府 | f03・f56 | 冷媒漏れ |
長府 | u4 | 制御基板通信異常 |
サンデン | F56 | お湯はり異常 |
サンデン | e01 | ふろ給湯低温異常 |
サンデン | e7 | 室外ファンロック |
エラーコードが表示された場合は、まずは取扱説明書を参照して対処方法を確認しましょう。それでも解決しない場合は、メーカーのカスタマーサポートや修理業者に連絡して、点検や修理を依頼してください。
三菱エコキュートに多いエラーコード
三菱エコキュートには、下記のようなエラーコードがあります。
三菱エコキュートの頻出エラー
- c03・c20・c21・c26
- p00・p01
- p60
- h10
c03・c20・c21・c26
これらのエラーコードは、わき上げが正常にできない状態を示しています。わき上げとは、貯湯ユニットの中のお湯を室外機に送り、加熱して戻すことです。わき上げができないと、お湯の温度が下がったり、お湯が出なくなったりします。
c03は、貯湯ユニットの水位センサーの不具合や水道水の圧力低下などが原因です。c20・c21は、高圧異常が原因で、室外機の圧力スイッチや圧力センサーの不具合や配管の詰まりなどが考えられます。c26は、わき上げポンプの不具合や配管の詰まりなどが原因です。
p00・p01
p00は、貯湯ユニットの湯はり温度を調節する部品(温度センサー)の不具合を示しています。この部品が壊れると、お湯の温度が正しく設定できなくなります。
p01は、お風呂の自動湯張りはできるが、シャワーや台所からのお湯が出ない状態を示しています。貯湯ユニットの給湯弁や給水弁の不具合や配管の詰まりなどが原因です。
p60
p60は、わき上げが正常にできない状態を示しています。c03・c20・c21・c26と同じ原因や対処法が考えられます。ただし、p60は比較的新しいエコキュートにしか表示されません。
古いエコキュートでは、代わりにc03・c20・c21・c26が表示されます。
参考:https://faq01.mitsubishielectric.co.jp/faq/show/8443?category_id=290&site_domain=default
h10
h10は、ヒートポンプユニット(室外機)と貯湯ユニット間の通信が正常にできていない状態を示しています。通信ケーブルの断線や接触不良や配線ミスなどが原因です。
パナソニックエコキュートに多いエラーコード
パナソニックエコキュートに多いエラーコードは、下記が挙げられます。
パナソニックエコキュートの頻出エラー
- F12
- F15
- F24
- H54
- H76
- H78
F12
F12は冷媒圧力が異常に上昇し、圧力スイッチが作動したことを示すエラーコードです。冷媒圧力が上昇する原因は、冷媒の漏れや冷媒量の不足、ヒートポンプ配管の詰まりや破損などが考えられます。
F15
F15はファンモーターが回転しないことを示すエラーコードです。ファンモーターが回転しない原因は、ファンモーター自体の故障や配線の断線、外気温度の低下や風速の強さなどが考えられます。
このエラーが発生した場合は、電源を切ってファンモーター周辺の異物や汚れを確認してください。
F24
F24はヒートポンプ配管、出湯サーミスター、沸き上げポンプ、膨張弁コイル、冷媒の異常を示すエラーコードです。これらの部品が故障したり、配管が詰まったり、冷媒が漏れたりするとこのエラーが発生します。
このエラーが発生した場合は、電源を切って専門業者に連絡してください。自分で修理することは危険です。
H54
H54は三方弁の位置検出の異常を示すエラーコードです。三方弁は給湯と追い焚きの切り替えを行う部品ですが、位置センサーが正常に動作しないとこのエラーが発生します。
位置センサーが故障したり、配線が断線したりするとこのエラーが発生します。
H76
H76はリモコンの通信障害を示すエラーコードです。リモコンとエコキュート本体の間で通信ができないとこのエラーが発生します。リモコンや本体の故障や配線の断線、電池の消耗などが原因となります。
このエラーが発生した場合は、リモコンの電池を交換してみたり、配線を確認してみたりしてください。
H78
H78はふろポンプが回転できない、水がないことを示すエラーコードです。ふろポンプはお風呂の水を循環させる部品ですが、ポンプ自体の故障や配線の断線、水位センサーの故障などが原因となります。
このエラーが発生した場合は、電源を切ってふろポンプ周辺の異物や汚れを確認してください。
ダイキンエコキュートに多いエラーコード
ダイキンエコキュートには、下記のようなエラーコードがあります。
ダイキンエコキュートの頻出エラー
- h3・h54
- fa
- u4
- u7
h3・h54
h3やh54は、ヒートポンプユニット(本体)の中でも、特に高圧圧力スイッチの不具合や、ヒートポンプ内部の基板やタンク内の温度センサーなどの電子部品の故障を示しています。
これらのエラーコードが表示された場合は、自分で対処することはできないため、修理を依頼する必要があります。
fa
faも、ヒートポンプ内部の基板やタンク内の温度センサーなどの電子部品の故障を示しています。このエラーコードが表示された場合も、自分で対処することはできません。
u4
u4は、ファンモーターの回転異常を検知して表示されるエラーコードです。このエラーコードが表示された場合は、ファンモーターに異物が絡まっている可能性があります。まずは、電源を切ってから、ファンモーターを確認してみましょう。
もし異物が絡まっていたら、取り除いてから電源を入れ直してください。それでもエラーコードが消えない場合は、ファンモーター自体に不具合があるかもしれません。
u7
u7は、室外基板と加湿ユニット間や室外基板と室外インバータユニット間の通信不具合により停止することを示すエラーコードです。このエラーコードが表示された場合は電源を切って、10分ほど待ってから再度電源を入れ直してください。
それでもエラーコードが消えない場合は、通信回路に不具合がある可能性があります。
日立エコキュートに多いエラーコード
日立エコキュートには、下記のようなエラーコードがあります。
日立エコキュートの頻出エラー
- 233
- 31
- 631
233
このエラーコードは、浴槽の閉栓をせずに、湯はり操作を行った場合や、ふろ自動運転中に浴槽の栓を抜いた場合に表示されます。また、ふろ循環ポンプや水流スイッチの不具合の場合もあります。このエラーコードが表示されたら、まず浴槽の栓を確認してください。
栓が開いている場合は閉めて、再度湯はり操作を行ってください。栓が閉まっている場合は、ふろ循環ポンプや水流スイッチの故障の可能性があります。その場合は、専門業者に点検・修理を依頼してください。
31
このエラーコードは、冷媒のガス漏れや圧力センサーの不具合、ヒートポンプユニット基板の不具合などが原因で表示されます。これらの原因は、一般的に個人で対応できないものです。
このエラーコードが表示されたら、すぐに電源を切って、専門業者に連絡してください。
631
このエラーコードは、混合サーミスタの検知異常が原因で表示されます。混合サーミスタとは、給湯器内部でお湯の温度を測る部品です。この部品が故障すると、お湯の温度が正しく制御できなくなります。
このエラーコードが表示されたら、電源を切って再度入れ直してください。それでも改善しない場合は、混合サーミスタの交換が必要です。
東芝エコキュートに多いエラーコード
東芝エコキュートには、下記のようなエラーコードが表示されることがあります。
東芝エコキュートの頻出エラー
- E:HL
- e18
- h2
- U:20
E:HL
E:HLというエラーコードは、湯量が不足していることを示しています。貯湯ユニットの水位センサーが正常に動作していないか、貯湯ユニット内の水漏れや給水不足などが原因で起こります。
この場合は、貯湯ユニットの水位センサーを点検・交換したり、貯湯ユニット内の水漏れや給水不足を解消したりする必要があります。自分で対応できない場合は、専門業者に依頼しましょう。
e18
e18というエラーコードは、ヒートポンプユニットと貯湯ユニット間での通信が30分以上途絶えたことを示しています。ヒートポンプユニットと貯湯ユニット間の配線やコネクターに不具合があるか、ヒートポンプユニットや貯湯ユニットの基板に故障があるかのどちらかで起こります。
この場合は、配線やコネクターを点検・修理したり、基板を交換したりする必要があります。
h2
h2というエラーコードは、水位センサーに異常があることを示しています。水位センサーが汚れているか、故障しているかのどちらかで起こります。この場合は、水位センサーを清掃したり、交換したりする必要があります。
U:20
U:20というエラーコードは、風呂循環異常を検知したことを示しています。風呂循環ポンプや風呂循環弁に不具合があるか、風呂循環配管に詰まりや漏れがあるかのどちらかで起こります。
この場合は、風呂循環ポンプや風呂循環弁を点検・修理したり、風呂循環配管を清掃・修理したりする必要があります。
長府エコキュートに多いエラーコード
長府エコキュートに多いエラーコードは下記のとおりです。
長府エコキュートの頻出エラー
- e65
- j3
- h3・h30
- f03・f56
- u4
e65
e65は、給湯混合弁の作動不良を示すエラーコードです。給湯混合弁は、給湯温度を調節するために冷水と温水を混ぜる部品です。この部品が故障すると、給湯温度が不安定になったり、給湯ができなくなったりします。
e65が表示された場合は、給湯混合弁の交換が必要です。
j3
j3は、ヒートポンプユニット内の温度計測部品(サーミスタ)や基板の故障を示すエラーコードです。ヒートポンプユニットは、空気中の熱を冷媒という液体に移すことで、水を加熱する部分です。
サーミスタや基板は、ヒートポンプユニット内の温度や圧力を制御するために重要な役割を果たします。j3が表示された場合は、サーミスタや基板の交換が必要です。
h3・h30
h3・h30は、ヒートポンプユニット内の高圧圧力スイッチ作動を示すエラーコードです。高圧圧力スイッチは、ヒートポンプユニット内の圧力が異常に高くなった場合に、安全のために電源を切る部品です。
この部品が作動すると、ヒートポンプユニットが停止し、給湯や暖房ができなくなります。h3・h30が表示された場合は、ヒートポンプユニット内の冷媒の量や流れが正常かどうかを確認する必要があります。
f03・f56
f03・f56は、ヒートポンプユニット内の冷媒漏れ検知を示すエラーコードです。冷媒漏れは、ヒートポンプユニット内の配管や接続部分から冷媒が漏れ出すことです。冷媒漏れが起こると、ヒートポンプユニットの効率が低下し、電気代が高くなったり、故障の原因になったりします。
f03・f56が表示された場合は、冷媒漏れの箇所を特定し、修理する必要があります。専門業者に連絡して修理を依頼しましょう。
u4
u4は、制御基板通信不良を示すエラーコードです。制御基板は、ヒートポンプユニットや給湯混合弁などの部品を制御するための電子回路です。制御基板通信不良は、制御基板同士の信号が正しく伝わらないことです。この状態では、エコキュートの動作が不安定になったり、エラーコードが誤って表示されたりします。
u4が表示された場合は、制御基板の接続や配線を確認し、必要に応じて交換する必要があります。専門業者に連絡して点検を依頼しましょう。
サンデンエコキュートに多いエラーコード
サンデンエコキュートに多いエラーコードは、下記が挙げられます。
サンデンエコキュートの頻出エラー
- F56
- e01
- e7
F56
F56というエラーコードは、お湯はり異常を意味します。このエラーは、お湯はり用の温度センサーが故障したり、配管が詰まったり、水圧が低下したりした場合に発生します。
このエラーが表示されたら、まずは水道の元栓を確認してください。元栓が閉まっている場合は開けてください。元栓が開いている場合は、温度センサーの接続や配管の状態を確認してください。
e01
e01というエラーコードは、ふろ給湯低温異常を意味します。このエラーは、ふろ給湯時に設定温度に達しなかった場合に発生します。このエラーが表示されたら、まずは設定温度を確認してください。
設定温度が低すぎる場合は上げて、設定温度が適切な場合は、室外機の状態を確認しましょう。また、室外機に雪や氷が付着している場合は除去してください(室外機の周囲に障害物がある場合は移動)。
もし室外機に異常が見つかったら、修理や交換が必要です。
e7
e7というエラーコードは、室外ファンロックを意味します。このエラーは、室外機のファンが回らなくなった場合に発生します。このエラーが表示されたら、まずは電源を切ってください。
電源を切った後、室外機のファンを手で回し、回らない場合は、ファンモーターの故障やベルトの切れなどの可能性があります。ファンが回る場合は、電源を入れて再度動作確認してください。
もしエラーが解消されなかったら、修理や交換が必要です。危険と判断できる場合も、すぐに専門業者へ依頼してください。
エコキュートのエラーコードの解除・消す方法はメーカーによって異なる
エラーコードを解除・消す方法は、メーカーによって異なります。
たとえば、三菱エコキュートでは、エラーコードの表示されているリモコンで、給湯温度の下がるボタンと時計合わせボタンを同時に長押しすると、強制解除が可能です。一方、Panasonicのエコキュートでは、メニューボタンを長押しすると、エラーコードが消えます。
また、エラー解除を行う場所(風呂場なのか台所なのか)でも操作は変わります。ただし、メーカーや機種によっては、機種独自の対応を要する場合もあるでしょう。その場合は、取扱説明書やメーカーに問いあわせてください。
エコキュートでエラーコードが出た時の対処法
エコキュートでエラーコードが出た時には、まずその意味を調べることが大切です。エラーコードには、単純な操作ミスや設定ミスから、重大な故障や安全上の問題まで、さまざまな原因があります。取扱説明書やインターネットで検索して、エラーコードの内容を確認してください。
次に、自分で対処できるかどうかを判断します。たとえば、給湯器の電源を入れ直したり、水道栓を開閉したりすることで解決する場合もあります。しかし、専門的な知識や技術が必要な場合や、危険な場合は、自分で触らないようにしてください。火災や感電などの事故につながる可能性があります。
最後に、専門業者の対応が必要な場合は、すみやかに依頼することが大切です。メーカーのサポートセンターに連絡して、修理や点検を依頼してください。また、保証期間内や保険適用の場合は、費用負担が軽減される可能性があります。そのため、契約書や保証書などの書類も準備しておくと良いでしょう。
エコキュートのエラーコード一覧に関するFAQ
エコキュートのエラーコード一覧に関するよくある質問と回答を紹介します。
エラーコード一覧に関する質問
- エコキュートのエラーコード13はどういう意味ですか?
- エコキュートのエラーコードE24はどういう意味ですか?
- エコキュートのエラーコード291はどういう意味ですか?
- エコキュートのエラーコードH78はどういう意味ですか?
エコキュートのエラーコード13はどういう意味ですか?
エコキュートのエラーコード13は、三菱製のエコキュートで貯湯ユニット内部のセンサー部品に不具合があることを示しています。この場合、貯湯ユニットの交換が必要になる可能性があります。
エコキュートのエラーコードE24はどういう意味ですか?
エコキュートのエラーコードE24は、パナソニック製のエコキュートで給湯混合弁に異常があることを示しています。給湯混合弁は、お湯と水を混ぜて適切な温度に調整する部品です。この部品が故障すると、お湯が出なかったり、温度が安定しなかったりします。
エコキュートのエラーコード291はどういう意味ですか?
エコキュートのエラーコード291は、中和器や排水チューブに故障があることを示しています。中和器は、お湯を作る過程で発生する酸性水を中和する部品です。排水チューブは、中和された水を排出する部品です。この部品が故障すると、酸性水が溜まったり、漏れたりします。
エコキュートのエラーコードH78はどういう意味ですか?
エコキュートのエラーコードH78は、パナソニック製のエコキュートでふろポンプに異常があることを示しています。ふろポンプは、お風呂用のお湯を送る部品です。この部品が故障すると、お風呂用のお湯が出なかったり、圧力が低下したりします。
まとめ
この記事では、エコキュートのエラーコード一覧やその対処法について説明しました。エラーコードの意味を理解し、自分で対処できる場合は試してください。しかし、専門的な知識や技術が必要な場合や危険な場合は、専門業者に依頼しましょう。
エコキュートのエラーコードに対処することで、快適なお湯や暖房を維持できます。早めの対応と定期的なメンテナンスを心がけましょう。